「川内の家」ニュース 45号 2015/02/13

高浜も川内も、原発再稼働は許さない
住民説明会も開かない、住民無視は論外


規制委員会は、若狭湾にある関西電力・高浜原発の審査書を「合格」させました。12日当日、全関西―全国で抗議行動が巻き起こりました。高浜原発で事故が起これば、京都府や滋賀県にも大被害が出るので当然です。

住民説明会さえやらない、高浜町長
川内原発では、国・県・薩摩川内市が一体となり、再稼動「同意」の範囲を市と県だけに絞りました。スピードアップのためです。福井県と高浜町も、それを真似するつもりです。

それどころか、高浜町長は住民への説明会を開かない、と言っています。説明ビデオを各戸配布するだけで、住民と向き合う、意見を聞くことを拒否しているのです。鹿児島県の6回の説明会では、批判が多発しました。その「反省」でしょう。「原発のあるところ、民主主義が死ぬ」という事態はぜったい許せません。

九電社長に、再稼働反対の声を届けよう
「原子力ムラ」は情報や「反省」を共有、互いにつながっています。私たちも、全国の原発のある町の人々とつながりましょう。なにより川内で「良い前例」を作ることが重要です。

鹿児島県の「3・11実行委員会」は3月2日、博多の九電本店を包囲し、社長に強力な申入れ行動を行います。そのため、「九電が原発は安全だというなら、30キロ圏内の全自治体で説明会を開け」という趣旨の署名運動を行っています。各議会にも陳情を提出済。皆で九電や議会への働きかけを強めましょう。

緊急全国署名<九州電力は、川内原発再稼働の前に住民に説明し、同意を得よ>
署名用紙ダウンロード
 署名集約先:ストップ再稼働!3.11 鹿児島集会実行委員会
 署名の締め切り 2015年2月23日(月)必着

この署名をもって、3月2日午後1時から、九州電力本店(博多)へ申し入れ行動を行います。近隣の方はぜひご参加ください。

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