「川内の家」ニュース 44号 2015/02/06
川内原発の再稼働は「夏以降」にズレこみ?
窮地に立つ九電を、皆で追いつめよう
2月6日の朝刊では、川内原発の「再稼働は夏以降か」という報道が流れました。前日の規制委員会の審査で、九電が再稼働に向けた「工程表」を出させられたのです。いつまでも工事計画書や保安規定を出せない九電に、規制委がシビレを切らした結果です。
●安全確保もできていないのに、再稼動?
九電は「安全対策工事はやり終えた」と、ずっと言い続けてきました。ところが手続きに違反し、地震の想定が抜けていたことなどが次々明らかになりました(1/28交渉)。九電の書類がまとまらないのも当たり前。「工程表」を出したとしても、空証文にならない保証はありません。
九電はずっと、実現性がない再稼動日程を垂れ流してきました。昨年春ごろは、「夏にも再稼動」という報道がされていたものです。それによって住民の気持ちを追いこみ、「仕方がない」、とあきらめさせることが狙いでした。
これからは違います。もうだまされません。
●再稼動阻止に向け、新しい行動を起こそう
私たちはもういちど腰をすえなおし、原発の要否、再稼働の是非について話し合い、考え、行動していくことが必要でしょう。
2月4~5日、福島と鹿児島の女たち40人は、東京の人々といっしょに総行動を行いました。首相官邸、経産省、規制委員会など「原子力ムラ」の面々に対し、「再稼働反対」の抗議行動を繰り返しました。また3月2日には、全九州・全国から人々が集まって、九電への申入れ行動が取り組まれます。それに向け、緊急署名運動も進んでいます。
どんどん新しい行動を起こし、九電と「原子力ムラ」を追いこんでいきましょう。
緊急全国署名<九州電力は、川内原発再稼働の前に住民に説明し、同意を得よ>
署名用紙ダウンロード
署名集約先:ストップ再稼働!3.11 鹿児島集会実行委員会
署名の締め切り 2015年2月23日(月)必着