「川内の家」ニュース 43号 2015/01/30

1/25集会で3,000人が「再稼動No!」
3/2九電交渉にむけ、緊急署名に協力を


1月25日、鹿児島・天文館公園に3000人が結集、そろって「再稼動反対」の声を上げました。昨年の秋、薩摩川内市や鹿児島県が再稼動に「同意」しましたが、民意は反対。4月以降とも言われる再稼働に対し、現地・現場で「ボタンを押させない」行動を起こしましょう。

九電の地震想定は過小、手続き違反
当初、昨年夏とも言われた原発再稼働は遅れに遅れています。まだ工事計画書(安全対策の図面)も、保安規定(事故時の対策マニュアル)も、規制委員会に出しきれていません。

一方、九電はこのかん「安全対策工事は進めている」と言っていました。図面もないのに工事が出来るのでしょうか。やっていないか、外見を整えるだけ、ということ。現に1月28日の交渉では、基準地震動(設計基準となる地震強度の想定)の設定に手続き違反があったと認めました。基準に反し、プレート間地震(東日本大震災)や、海洋プレート内地震(宮崎西部地震)を考慮してなかったのです。

3/2の九電交渉に参加を、署名に協力を
いま、3月2日の九電申入れに向け、緊急全国署名がおこなわれています(裏面参照)。趣旨は、九電が事故は起こらない、起こっても安全というのなら、少なくとも30キロ圏内の全自治体で「安全説明会」を開け――ということ。また、各議会で再稼動賛成の議決を得ること。

再稼働のボタンを押すというのなら、九電が住民とちゃんと向きあい、「安全性」をちゃんと説明するのが当然です。住民の質問に答えられないなら、また「やらせ」を繰り返すようなら、ボタンを押すことは許されません。

緊急全国署名<九州電力は、川内原発再稼働の前に住民に説明し、同意を得よ>
署名用紙ダウンロード
 署名集約先:ストップ再稼働!3.11 鹿児島集会実行委員会
 署名の締め切り 2015年2月23日(月)必着

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