「川内の家」ニュース 42号 2015/01/23
望月は、川内10万の避難訓練をやってみろ
九電は図面もなしに「安全対策は終了」?
望月大臣の川内オフサイトセンターと県庁への訪問に対し、抗議行動が行われました。センター前に陣取ったのは約20人。「ずさんな避難計画のままで、川内原発の再稼働はありえない」、と訴えました。
●原発がなければ、避難は必要ない
望月大臣はその後、久見崎の「緊急時一時避難施設」を見学、県庁までの間、避難経路をたどってみたとのことです。しかし発言はすべて文章の棒読み。記者の質問に、まともに答えられない状態だったとのこと。「本気度」と「能力」が疑われます。
「避難計画を充実する」とのことですが、原発がなければ事故はなく、避難は必要ありません。一番の防災計画は、原発を無くすこと。「充実」と言うなら、薩摩川内市民10万人の避難訓練で、実際に何が起こるかやってみればいい。福島と同じ混乱が起こること必定です。
●図面もないのに、対策工事はやっている?
「川内原発の再稼働は4月以降」という報道がありました(1/23 南日本新聞)。九電の工事計画書(図面)などの提出が、ズルズル遅れているからです。ところが九電は、安全対策の工事は進めている、と言ってきました。
図面はない、規制委員会の認可もない。それなのに工事が進んでいるというのは、考えられません。実際にはやっていないか、ずさんな工事か、どちらかです。「安全」を保証するものは何一つありません。
九電に真相をはきださせましょう。九電に各自治体で、「安全説明会」を開かせましょう。
緊急全国署名<九州電力は、川内原発再稼働の前に住民に説明し、同意を得よ>
署名用紙ダウンロード
署名集約先:ストップ再稼働!3.11 鹿児島集会実行委員会
署名の締め切り 2015年2月23日(月)必着