「川内の家」ニュース 41号 2015/01/16

阪神大震災は自然災害、原発事故は人災
「安全」と言うなら、九電に説明させよう


20年前の1月17日、大地震が阪神地方を襲いました。死者は5千人、家屋の損壊は40万棟を越えます。問題は、20年たっても生活再建ができた人が40%程度だということ。復興住宅を追い出される人も多々います。

20年後も生活再建できない、阪神の人々
福島原発事故と阪神大震災の違いは、放射能が放出されたか否かです。 事故が起これば、たとえ家が壊れていなくても故郷に帰れません。避難はすなわち財産も生活も捨て、故郷を離れることです。福島の子ども達には、甲状腺ガンも多発しています。

阪神地方でさえ60%の人々が生活を再建できていないとすれば、原発事故被災地では一体どうなるでしょう。まきちらされた放射能、例えばセシウム137の半減期は30年です。

30キロ圏全自治体で、「説明会」を開催しろ
ところが九電は、事故が起こった場合の避難について、「協力・援助する」と、まったく他人ごとのように言っています(12/15交渉)。

再稼働のボタンを押すのは九電。「川内原発は安全だ」と言うのなら、30キロ圏内の全自治体で、ちゃんと「説明会」を開かせましょう。自治体にも、九電に説明会を要求させましょう。納得できないなら、再稼働は中止です。

鹿児島県の92団体が集まる「3・11集会実行委員会」は3月2日、九電本店に申入れ行動を行います。また10万筆目標で緊急署名をお願いし、九電に提出します。ご協力を!
署名用紙ダウンロード
 署名集約先:ストップ再稼働!3.11 鹿児島集会実行委員会
 署名の締め切り 2015年2月23日(月)必着

◆1月24日(土)14:30~ 須藤靖明さん(火山物理学者)講演会
「川内原発再稼働と火山噴火リスク」(全国金曜行動総結集・大交流会にて)
主催・問合せ:かごしま反原発連合 090-3419-6153 tetsu080846@po5.synapse.ne.jp
◆1月25日(日)ストップ川内原発再稼働!1.25全国集会
集会 13:00~ | デモ 14:30~
鹿児島市 天文館公園
主催・問合せ:実行委員会 TEL 099-248-5455 info@nanpou.com
http://saikadososhinet.sakura.ne.jp/ss/archives/7892

indexへ戻る