「川内の家」ニュース 19号 2014/8/8

安全対策工事も未完成。なにが再稼働か?
住民への説明は、事故と避難のおしつけだ


福島の事故対策の指揮をとった菅元首相が来鹿、薩摩川内市長との会談、原発ゲート前での記者会見などを行っています。8/7の講演会では、300人以上の参加者を前に、「規制委は避難計画も審査せよ」などと主張しました。

安全対策工事は終わっていない
このかん、「川内原発再稼働は来年以降」という報道が流れました。理由は、工事計画(安全対策の設計)の審査に時間がかかる、というもの。その意味は、防潮堤や消火設備、建屋の補強などは8月に終わる。しかし最大の弱点が残っているということです。

すなわち、全長が何10キロにもおよぶ配管、無数にある機器類の耐震補強の問題。福島原発では、地震で配管類が脱落・破損し、原子炉の冷却ができなくなりました。ついに福島原発事故の原因を、隠し通せなくなったのです。

避難生活を押しつける、薩摩川内市
薩摩川内市の住民説明会の資料は、自然災害と原子力災害の違いから始まっています。放射能は、人間の五感で感じられないと言うのです。そこから放射能に関する基礎知識や、避難の仕方に続きますが、これは変です。

自然災害は人間の力が及びません。噴火は予知できないし、地震を止めることは不可能です。しかし原子力災害は、原発がなければ起こりません。人間が作ったものは、人間がなくすことができます。

原発がなければ、避難は必要ない
原発がなければ、「知識」も「避難」も必要ありません。安全対策も終わっていないのに、再稼働なんてありえない。原発が無くなれば避難は必要ない――。そんな声を住民一人ひとりが出せば、川内原発再稼働は止まります。

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