「川内の家」ニュース 15号 2014/7/11
7/18~全県で福島の女たちの辻説法開始
「原発再稼働してOKか?」の声を出そう
原子力規制委員会は、16日頃にも川内原発の再稼働を認める「審査書案」を出しそうです。それを受けて、1カ月のパブリック・コメント(市民が意見を出す)があり、夏の終わりには県の説明会も持たれます。
いよいよ再稼働を許すのか否かという、「大議論」の時期になりました。
●「福島の女たち」が鹿児島県に来訪
福島原発の事故の後、東電は補償額を半額に値切ってきました。政府は「学校の年間被ばく量は20ミリ・シーベルトまでOK」と言いました。20ミリとは、事故現場で働く労働者の平均値の2倍にもなる、とんでもない値なのに。
「福島の女たち」は、子どもたちの健康を守るため行動してきました。また避難生活の人権無視を改善させるため、ときに東京に押しかけました。また全国的に行動してきたのです。
今回の「辻説法」キャラバンを迎え、私たちは、原発事故や避難生活についてもう一度、考えることができるでしょう。
●再稼働の是非について「大議論」を
必要なことは、お隣さん、職場で机を並べている人たちと、「本当に再稼働して良いの?」と話し合うことです。そしてパブリック・コメントに意見を送ること、県の説明会の会場で質問を出すことです。
川内原発では、建屋や設備の地震対策の工事に、まだ手をつけていません。火山噴火はモニタリングで「予知」できるというのは、真っ赤なウソ。自治体の避難計画は机上の空論。
言うこと、やることはたくさんあります。
★薩摩川内市での「辻説法」などの予定
|