「川内の家」ニュース 6号 2014/5/9

9月以降? ―のびる川内原発の再稼働日程
ずさんな九電、たかまる再稼働反対の声


川内原発の再稼働日程がずるずる延びています。これまでマスコミでは「8月以降」と言われてきましたが、『西日本新聞』は「9月以降」と言いかえました。
それは九電がまだ安全性を保証する計画を出し切れていない、すでに提出済みの書類でも抜け・漏れが多いということによっています。 再稼働推進の政府・規制委員会も、これではお手上げでしょう。

どんどん高まる「再稼働反対」の世論
しかし最大の理由は「再稼働反対」の世論の高まりです。『南日本新聞』は、県民の世論調査をもとに、「反対」59%、「賛成」36%と報道しました。大差です。しかもこの差は、昨年以来、どんどん広がりつつあります。

県民が答えた「反対」の最大の理由は、「福島の事故原因が究明されていない」(44%)でした。事故原因も判らず、いまだ事故は収束していないのに、「安全」な原発などありえません。
「反対」の人々の世論、健全な常識こそが九電をあわてさせ、政府・規制委員会の足並みを崩しているのです。

世論を行動に変え、再稼働を止めましょう
6月13日から県議会が始まります。その終盤、7月1日の原発委員会と、4日の最終本会議で、再稼働への「同意」が行われるかもしれません。知事はそれを受けて「同意」すると言われています。九電の工事や、規制委員会の審査のメドもたっていないのに、とんでもありません。

6月13日には、市民が県議会につめかけ、「再稼働反対」の声を届ける行動があります。
みんなでもっと話し合い、声をあげ、そして反対の意志を行動で表していきましょう。

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